米国株式投資によるセミリタイアを目指すブログ。たまに英語。

~書評~仕事と心の流儀【著・丹波宇一郎】

2019/04/21
 
仕事と心の流儀
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TOEIC900点ホルダーながらスピーキングが苦手のため、英語スピーキング力を上げるために奮闘中。一方で、米国株への投資による経済的自由(FIRE)を目指している。

だんだん暖かくなってきましたね。暖かくなったと思って上着を着ずに家を出たら、朝方は肌寒くて後悔することを何度か繰り返したのは私だけでしょうか。

 

仕事と心の流儀【著・丹波宇一郎】を読みました

 

表題の本【仕事と心の流儀】を読みました。この本の著者である丹波宇一郎さんは、元伊藤忠商事の社長で、当時大規模なリストラを実施し、窮地にあった同社を翌年に史上最高益まで回復させた凄腕の社長です。今回この本を読んだ理由は、隣の先輩が「読み終わったから貸すわ」と言って貸してくださったことです(その先輩が常務に勧められたそうです)。笑

 

いろいろと勉強になった点が多かったので、感想を記しておきます。ご参考になりましたら幸いでございます。

 

泥臭い努力の本

努力

この本は一言で言うと、「泥臭い努力の本」です。決して「これをやれば仕事が上手くいく」とか、「誰でも仕事ができるようになる」とか、そんな甘い話があるような内容ではありません。むしろ、「今苦しくても努力を続ければ報われる」といった内容の本だと思います。若干社畜を助長させるような印象を与えるかもしれませんが笑、今苦しい(仕事が上手くいかないという意味で)思いをしている人にはお勧めの本です。

 

以下、印象に残った言葉を残しておきます。

 

逆境の心の持ち方編~とにかく努力を続ける~

逆境

「仕事はひたすら続けていけば楽しさに気づき、それが自分の成長につながる」

「絶体絶命のピンチでもあきらめず、決してあきらめないことで最後にはなんらかの形で報われる」

「そうして毎日努力を続けていくと、あるとき「なんか俺、今までと違って仕事できるようになった気がする」と感じる時がある。これはDNAのランプが灯ったと言う感覚」

「そのためには、1日10分でも必ず毎日、生きている限り、ずっと努力を続ける。一度でも怠るとせっかく灯ったランプは消え、二度と点かなくなる。」

 

仕事人生の中では、必ずどこかで絶体絶命のピンチは訪れます。そんなピンチでも諦めないためには、常日頃から努力を続け、ピンチに直面したときでも決して諦めないようなメンタルを身につけておく必要があるとのこと。なかなか自分がやっている仕事に楽しさや充実感、成長を感じることは難しいかもしれませんが、毎日10分でも努力を続ければ、ふとした瞬間に「仕事ができるようになった」という感覚が訪れ、そうすると自分の成長に繋がっていくとのことです。

 

私も新卒から数年たちますが、少し応用編の部署にいることもあり、確かに初めの頃は自分の成長を感じづらく、歯車の一部というか、自分の行っている業務が果たして意味があるのかよくわからない時期が続いていました。しかしたま~にですが、今までバラバラだったことが繋がった瞬間というか、過去にはわからなかったことが後になって「あ、あの時わからなかったあれってそういうことだったのか!!」と気付く瞬間はたしかに経験があります。それが丹羽さんの言う「DNAのランプが灯った」ことなのかもしれません。

 

若手の心の持ちよう~仕事と人生~

若手サラリーマン

将棋・羽生さんの言葉
「平常心を保つためには一生懸命やり尽くす、もうこれ以上できないとこまでやれば、本番はいい意味で開き直れる」

「若手なら、謙虚にすべて吸収するつもりで努力する」

「失敗しない人間などいない。自分のプライドを守るために失敗を黙ることは最悪。」

「やりがいのある仕事になるかどうかは、自分の取り組み次第。花形部署でなくてもチャンスはいくらでもある。」

「仕事は人生そのもの。仕事を通して、喜び、悲しみ、怒り、やっかみ、ひがみなど、さまざまな思いを味わえるのは仕事以外にない。こうしてたくさんの経験を積み、人間への理解を深めることが人としての成長である。」

「夢や目標は働きながら作っていけば良い。今ないとしても、繰り返し同じことをやっていくうちに成長し、面白いと思えればもっとその仕事を勉強したいと思うようになる。」

「若いうちは無鉄砲でいい。リスクをとって安定を望むようなことはするな。寮で夕飯を食べる気がなかったので近くの飲み屋でスルメ、日本酒を飲み、最後におにぎりを食べる生活。毎月の給料はツケの支払いに消える。若いうちは安定とか貯金とか考えるな。自分のやりたいことに金を使え。」

「上司から学ぶべきことはマニュアル以外の心。感動や感激を与えられる上司に出会えることは幸せなこと。」

 

とにかく仕事では失敗を恐れないこと。失敗しない人はいない。例え配属された部署が望んでいなかった部署だとしても、自分がそこで努力を重ねていけばその部署の仕事で楽しさを見つけることが出来るようになる。今は目標がわからなくても、経験を積むうちに成長し、そのうち自分のやりたいことが見えてくる。若いうちは自分の好きなことに金を使えとのことでした。

 

なかなか失敗を恐れないというのは難しいことですが、若いうちは特に、失敗を恐れず、謙虚に努力を続けていくことが重要なのかもしれません。私も新人の頃は、ある種プライドというか、「こいつは出来ないやつだ」と思われたくないことから、わからないことを質問せずにそのまま放置してしまっていた時期がありました。

 

でもよく考えれば、若いうち(特に新人の頃)などわからないことだらけなのは当然です。今もわからないことだらけです。若いうちにどれだけカッコつけずに恥をかいたかどうかが、中堅になった時に仕事ができるかどうかが決まるのだと今では思います。

 

努力と仕事~今後どう生きていくか~

人生

「嘘はついてはいけない。嘘をつけば、たとえ露顕しなくても後ろめたい、暗い生活を送ることになる。」

「努力の差は二六二の法則。優秀な人と並の人の差は情熱と気力。」(会社は優秀な人2割:並の人6割:生産性が悪い人2割)

「情熱や気力がなく働いていると、いつか仕事を奪い取られる。」

「日本にはこの感覚がないため、若い人は安定を求め、チャレンジ精神がない。」

「今後は外国人との競争が激しくなるから気力がない者は淘汰される。だから何歳になっても努力を続けないといけない。」

「学生時代の友達や、会社の同期の中で一番だ、二番だ、といっても全く意味はない。比べるべきは世界の優秀な人材。」

「日本人以外の優秀な人材に会い、語学以上に刺激を受けることが重要。競争相手は懸命に勉強していることを知るべき。」

「緊張を伴う仕事であればあるほど、人間として成長する。人は仕事で磨かれる。」

 

これからの世界の競争相手は日本国内だけではなく世界の優秀な人々。世界の人々はかなり勉強しているということをまずは認識し、比較相手を学生時代の友人や社内の同期ではなく、世界中の人々にすることが必要。そしてその優秀な人材に負けないように努力を続けること。そしてその努力、仕事を通じて、人間は磨かれていく。

 

先日の記事でも書きましたが、

部署に入った新人(韓国人女性)から感じた日本の不安な将来

 

世界の若者はかなり優秀です。この本の内容がなかなかタイムリーで、だんだん恥ずかしさすら覚えてきました。まずは私も世界の優秀な若者の現状を知り、彼らに負けないように努力を続けなければならないのだと改めて感じました。

 

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終わりに

 

伊藤忠商事で社長、会長にまで上り詰めた著者の言葉はなかなか重みがありました。1点だけ、投資家の私にとっては「毎月の給料はツケの支払いに消える。若いうちは安定とか貯金とか考えるな。」という部分は納得いきませんでしたが。笑

 

米国高配当株式によるアーリーリタイアを所望する私ではありますが、サラリーマンの生き方自体を否定しているわけではありませんし、私もこの形態でどんなに短くとも、この先10年以上は働く計算です。英語を使った仕事が出来ていることもあって私自身は成長や楽しさを感じていますから、まずはサラリーマンとして成功というか、一定の満足感を得て生活したいところです。

 

仕事でお悩みの方、是非この本をお手に取ってみて下さい。おススメです!

 

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