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本当のバリュー投資とはファイナンス理論をもとにした投資だと思う③CF計算書でどこに注目するか

 
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TOEIC900点ホルダーが海外駐在を目指すブログ。米国株への投資による経済的自由(FIRE)も目指している。

 

「真のバリュー投資」を勉強中でなかなかアウトプットが出来ておりませんでしたが、三回目です。

 

本当のバリュー投資とはファイナンス理論をもとにした投資だと思う②企業分析におけるCF計算書の重要性

 

CF計算書ではどこに注目するか?

 

前回2回目の投稿でCF計算書の重要性を記事にしましたが、具体的にどう注目していくかということを考えていきます。

 

  • 営業CF

 

前回触れたように「事業価値は将来CFの現在価値に収れんする」というファイナンスの原則を前提にすると、やはりまずは営業CFが毎年増加しているステージにきている会社となるでしょう。

 

営業CFが毎年増加していれば、当然将来CFの期待値も上がりますから、企業価値も増加しやすいでしょう。バリュー投資的アプローチでは、営業CFが毎年安定的に増加している企業を狙うべきでしょうね。

 

  • 投資CF

 

必要な事業資産が少ない方が良いという考えもありますが、バリュー的アプローチでは継続的な投資による仕組みづくりが重要です。

 

これはEVA(1年間に生み出された企業価値)の計算式が

EVA=(ROIC-WACC)×投下資産総額

という計算式に基づくためで、企業価値を増加させるためには投下資産総額も増加させる必要があるからです。

 

安定的に設備投資を行っているかを確認するためには、営業CF÷投資CFが100%以上なのか、複数年分確認する必要があります。

 

例えばAmazonは赤字の時代から投資を積極的に行い批判を浴びてきましたが、その後の成長は皆さんの知る通りです。一貫して営業CF÷投資CFは100%以上であり、事業成長のための投資を積極的に行っていることが確認できます。

 

  • 財務CF

 

財務CFについてはこれといってバリュー投資だから、という確認項目はありません。

強いて言えば事業ステージ的には、有利子負債を返済している状態と考えて財務CFはマイナスが良いでしょうね。

 

ただ、企業が資金調達の際に費やす資本コストを下げ、企業価値を上げるためには資金調達のバランスこそが経営手腕の問われる点です。

 

エクイティ(株式発行など)での調達とデット(社債や銀行借り入れなど)での調達では投資家と債権者の求めるリターンが異なるため、資本コストも変わってきます。

 

デットでの調達もバランス良く行うことが最も資本コストを下げられますから、無借金経営がもてはやされている日本企業には、ファイナンス的な視点からみると違和感があります。

 

Amazonの徹底したCF経営

 

AmazonのCEOであるベゾス氏はキャッシュフロー経営を掲げており、10-Kに記載する財務諸表の順番も、CF計算書が一番最初に記載されています(通常はPLかBSが多く、CF計算書は最後に記載されるのが一般的)。

 

それだけベゾス氏はCFの重要性を理解しており、常に営業CFの増大を志向した経営、投資を行っています。

 

赤字の時代から積極的な投資を継続してきたのも、将来的な企業価値を増大させるためのものであったことがのちの業績で証明されていますね。

 

我々が企業に投資する際にも、このようなCFの視点が重要です。

 

それでは。

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