英語の多読にオススメなのは「日本について書かれた英語の本」である理由

今日は良質な英語のインプットにオススメな方法をお伝えします。
私はTOEIC900取得後に英語学習の定量的な目標を失い、どのように英語を勉強したら良いかわからない時期がありました。
TOEIC900を取得したといっても英語に自信があるわけではなく、英語を学び続けないといけないのにどうしたら良いのかわからなくなってしまい、なんとももどかしい状態が続きました。
結局は英語をどれだけ読むか、どれだけ聞くか
で、いろいろと考えたわけですが、最終的にはやはり英語力はどれだけ英語を読むか、どれだけ英語を聞くかで決まるという事実を再確認し、どうやって英語をたくさん読むか、たくさん聞くかということについて考えるようになりました。
であれば、どんな題材を読むかな~と考えていたところ、私が英語学習でよく参考にさせて頂いているmacha@パパ翻訳家さんの記事を見つけました。
僕がおすすめする(&今も実践している)英語学習法の一つについてブログ記事を書きました。
ぜひご覧いただけると嬉しいです!https://t.co/X4STPCHdUY— macha@パパ翻訳家 (@natively_fun) October 4, 2020
内容は「日本のことを英語で学ぶという学習法が最強」というもので、その中で紹介されていたエッセイがあります。
それがこちらです。
Kay Hetherlyさんというテキサス出身・日本在住の女性が書かれているエッセイシリーズです。
KayさんはNHKラジオ英会話で元レギュラー・ゲストだった方で、立命館大学や成蹊大学で英語教授の実績があるそう。
このエッセイ集は、Kayさんが日本在住中に感じた日本とアメリカの文化の違いや、日本の慣習で面白いものなど、日本が舞台のエッセイになっています。
日本に関する本が英語の多読にオススメの理由
多読に使う本・文章は、そもそもの目的が大量の英語を読むということである以上、出来るだけ読みやすい文章である必要があります。
そこで日本に関する本を選ぶことは、スラスラと読むことを手助けしてくれます。
以前私もkindleでNY在住の方が書いたエッセイを読んだことがあるのですが、NYの話が中心なので、身近ではなく、NYのスーパーの固有名詞が出てきたり馴染みがなく、読むのに苦労した経験があるんですよね。
そのエッセイは500エピソードを無料で読めるものだったので大量の英語を読む上ではとても役立ったのですが、なかなか読み進める気にならず、全て読むのに半年くらいかかった記憶があります。笑
今回のエッセイは空いた時間でコツコツ読んでたんですが、2週間くらいで1冊が読めるボリューム、内容です。
このエッセイの良いところは、かなり平易な英語で書かれているところです。それなのに本当に表現が豊かで、自分もこんな英語が書けるようになりたいな~と思える素敵な文章です。
気付いたら違うエッセイも読み、
現在は3冊目を読んでます。笑
使い方
私の個人的な使い方を紹介します。
基本は多読用なのですが、できたらスピーキングに繋げたいと考えているので、読むときは出来るだけ音読し、「この文章は言えるようになりたい」とか、「この表現は自分が英語を話している時に使えてないな」と思うものはどんどん線を引き、何度もその表現が身に付くまで音読するようにしています。
わからない単語もたまにあるので、そこには付箋を貼っています。
「読むだけ」とか「聞くだけ」では英語が話せるようになると思いませんが、少し工夫をすればスピーキングにも使えるようにテキストや本を使うことが出来ます。
英語力の総合的な向上のためにぜひ活用してみてはいかがでしょう。
それでは。