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【FIRE】コロナウイルスに試されるFIREムーブメント~バロンズ記事~

2020/05/10
 
FIRE Barrons
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TOEIC900点ホルダーながらスピーキングが苦手のため、英語スピーキング力を上げるために奮闘中。一方で、米国株への投資による経済的自由(FIRE)を目指している。

 

今回のコロナウイルスの影響により、ご存知の通り株価は3月に大きく下落しました。

 

昨年の株価上昇局面を経験してブル相場に慣れていた米国株投資家は、今回の大幅下落を受けて「やっぱりFIREなんて無理だろ」とか、「現金が最強だわ。株式で持ってるの怖すぎる」とか、「正社員でよかった~」とか、

 

FIREに対して懐疑的になった方は多いと思います。

 

自分もTwitterで、昨年FIREしたばかりの三菱サラリーマンさんを心配するようなツイートをいくつか確認しました。

 

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バロンズに掲載されたFIREの記事

 

 

そんななか、バロンズに投稿されたFIREの記事がこちらです。

 

題名は

 

The Coronavirus Crisis Has Tested the Retire-Early Movement. But Its Followers Are Unbowed, and It’s Winning New Fans.

 

(コロナウイルスはFIREムーブメントを試している。だが、FIREムーブメントの信者はコロナウイルスに屈しておらず、むしろ新たなファンを獲得している)

 

※以下では、記事からの引用をイタリック(斜め文字)で記載しています。

 

2018年にFIREしたウォーカーさん夫妻

 

記事では、2018年にFIREし、世界一周の旅に出たウォーカーさん夫妻が紹介されています。

 

 

彼らが世界旅行に出たそののち、コロナウイルスの大流行と市場の急変が起こり、ウォーカーさん夫妻の投資資産は大打撃を受け、世界的な旅行規制により、メキシコのAirbnbに閉じ込められました。

 

しかし彼らは、FIREムーブメントの多くの支持者と同様に、ほとんど動揺していないように見えます。

 

FIREの支持者は積極的に貯蓄をすることで目標を追求し、過去11年間、多くの人が歴史的な強気相場を利用して堅実な蓄えを築いてきました。

 

“私たちは、ある種のブラックスワンイベント(予想できず、大きな下落をもたらすイベント)を想定していました “と、アリさんは言います。

 

“コロナウイルスのために計画を立てることはできなかったが、何らかの理由で厳しい弱気相場や長引く下落相場があると想定していた”

 

 

ウォーカーさん夫妻もある程度は弱気相場が人生で訪れるであろうということは想定していたようです(それがコロナウイルスとは当然予想は出来なかったようですが)。

 

しかし自分がFIREした2年後に市場の大暴落、それどころか命の危機すらあるパンデミックが訪れたら気が気でないですよね。笑

 

 

FIREムーブメントへの関心は薄れるどころか高まっている

 

コロナウイルスの危機がFIRE信者を軌道から外してしまうのではないかと疑問に思っていると懸念する者もいる。

 

しかし、FIREへの関心が薄れるどころか、むしろ多くの人々を導くかもしれないかのように、これまでのところは思われます。

 

2008年のリーマンショックをきっかけにFIRE運動に人々が集まったように、現在のコロナ危機によってダメージを受けたと感じている人は、自分自身がより自給自足になるために(会社に依存しないように)FIRE戦略に転向することがあります。

 

 

たしかに一部ではFIREに懐疑的になるものの、むしろ会社への依存を嫌がり、FIREへの関心が高まる可能性すらあると私も同意します。

 

それではこのコロナ危機に対して、ウォーカーさん夫妻はどのように備えていたのでしょう?

 

夫婦は、持続的な景気後退の場合には、彼らの費用をカバーするために現金の5年間を確保し、彼らの貯蓄の3%の保守的な年間撤退率を決定しました。また、必要に応じて支出を減らすことができるように、予算に余裕を持たせました。

 

“FIRE運動の素晴らしい点の一つは、引退を決める前に準備すべき様々なシナリオについて多くを語っていることです」と56歳のアリソンは言う。

 

 

なるほど。彼らはFIREで一般的な「4%ルール」よりもさらに保守的な3%を採用し、厚めのキャッシュを持つことで対策をしていたようです。

 

インディアナポリスでFIREのクライアントを専門に扱うファイナンシャル・プランナーのマーカス・ミラー氏は、FIRE哲学が慎重な考え方の規律正しい投資家を惹きつけると言う。

 

“FIRE運動を構成する人々を見てみると、彼らはしばしば自分の収入以下で生活しており、それを糧にして生活するためにこの軍資金を築いてきました。彼らは、大多数のアメリカ人よりも、このような嵐を乗り切るのに適しているかもしれません。”

 

 

残る課題

 

今回のコロナ騒動により、「FIREを目指す人」への課題が残ったことが示されました。

 

 

一般的には、投資家は緊急用の資金を用意し、ポートフォリオの一部を保守的な投資に回すべきだとアドバイザーは言う。

 

株式以外に十分な貯蓄を持っていない人は、収入は必要だが株が下がっている間は売りたくないという状況に陥る可能性がある。

 

現金で自分自身が不足していることを見つける人のために、アドバイザーは経費を減らしたり、副業からの収入を求めたりすることを提案しています。

 

“私は経済のほとんどが一時的に停止していることを考えると、この瞬間に伝統的な意味でFIREを追求することは間違いなくかなりの困難だと思う、”と『A Proven Path to All the Money Will You Ever Need』の著者である個人金融ブロガーのグラント・サバティエ氏は言う。

 

サバティア氏は、今すぐにFIREの戦略を追求できない人でも、自分の価値観を理解し、将来的にどのように貯蓄、支出、投資をしたいかを計画する時間を取るべきだと提案しています。

 

 

 

つまり、これまでの10年間は株式が歴史的な強気相場であったため、余分な現金は持たずに株式へフルインベストしている投資家が多かったと思われます(私もその一人です)。

 

しかし、このような株式市場の急落を経験することで、下落局面を知らなかった若い世代は、現金や、より保守的な運用をする投資商品(債券等)へも資金を振り分けるべきだ、という警鐘を鳴らしているわけですね。

 

たしかにフルインベストしている株式が全て下落していると、現金が必要な局面でも、どうしても「下がっている間は売りたくない」という考えに陥りがちです。

 

現金が慢性的に足りないと考えるのであれば、副業で現金の取得方法を確保しておくべきかもしれませんね。

 

いずれにせよ、若いうちに改めて将来の計画を再考しておく必要がありそうです。

 

それでは。

 

米国で広がる「FIREムーブメント」とは何か~経済的自由への4%ルール~

 

【書評】FIRE 最強の早期リタイア術~最速でお金から自由になれる究極メソッド~(クリスティー・シェン)

 

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