iPhone SE2がついに発表!サイズや発売日は?AAPLホルダーにとって追い風になるか?

AppleがiPhone SE第2世代を正式発表
かねがね噂されていたiPhone SEの第2世代がAppleから正式に発表されました。
正式にはiPhone SE2ではなく、名前はiPhone SEです。
公式サイトによると、iPhone SE第2世代の発売日は4月24日、予約受付は4月17日の午後9時から開始するようです。
驚きなのはその価格で、最安の64GBモデルは税別4万4800円となりました(256GBでは税別6万800円)。
カラーバリエーションはホワイト、ブラック、レッド。容量は64GB、128GB、256GBです。
昔からiPhone SEのファンは多く、特にそのサイズが好みという声が多かったです。
そんな中、今回のiPhone SEは残念ながら旧iPhone SEと同じ大きさではなく、iPhone 8と同様の大きさとなりました。
また、新型機種で採用されていた有機ELディスプレイではなく、従来型の液晶ディスプレーを採用しています。
さらには全面ディスプレイではなく、ホームボタンを取り入れた指紋認証によるロック解除を採用。
カメラ機能も新型iPhone11Proのようなトリプルカメラではなくシングルカメラに抑えています。
これにより、価格が高くなる原因となっていた有機EL、顔認証、トリプルカメラの機能を使わず、低価格を実現しました。
このように見ると何が良いのか??
と疑問を抱きますが、新型iPhone SEに搭載されている頭脳チップは、最新モデルと同じA13プロセッサーが搭載されています。
このA13プロセッサーにより、処理速度は第一世代の2.4倍となっています。
この処理速度の早さにより、動きがサクサクしたり、シングルカメラであっても綺麗な写真を取れたりするわけです。
(ポートレートも使えるみたいです!!)
一般のユーザーはおそらくiPhoneに搭載されているチップまでは気にかけないかと思いますが、このチップはかなり重要です。
ソフトバンクが買収した半導体メーカーであるARMが作ったCPUの設計書を元に、AppleがGPU(画像処理用のチップ)や通信用のチップなどを組み込んでカスタマイズした一つのチップ(SoC:System On Chip)を設計し、半導体メーカービッグ3のうちの1つであるTSMCが製造する(A13プロセッサーは7nmプロセスで製造!!)、という流れを辿ります。
この(iPhone11と同様の)A13プロセッサーがiPhone SEに入っていると聞けば、それだけでもう進化していることがうかがえます。
どうしてもカメラのようなわかりやすい機能に注目しがちですが、内蔵される半導体チップにもぜひ注目してほしいです。
AAPLホルダーにも朗報か
Appleは、近年低価格により台頭している中華スマホ(Huawei、Xiaomi、OPPO、)メーカーとは一線を置き、高級路線を貫いてきました。実際に最新モデルのiPhone11は10万円を超える価格です。
世界で急速に広がっている中華スマホメーカーとの差別化は、高級路線による高機能化により図ってきました。
しかし徐々にiPhoneは革新的なモデルを出せなくなり、世界のスマホ市場におけるシェアではサムスンに抜かれ、iPhoneに搭載されるIOSのシステムはほとんど使われず、androidが世界のスマホOSとして利用されています。
だんだんスマートフォン市場が飽和していき、これから残された市場はインドなどの新興市場と言われています。
これまではKDDIやドコモ、ソフトバンクといったキャリアの2年縛りにより、2年でスマホを買い替えるというのが一般的でしたが、MVNOの普及により、今後は2年では機種変更をしないという流れになるでしょう。
そこでユーザーに買い替えを促すには、やはり高価格帯よりも低価格帯をラインナップに持つという戦略を取ることに決めたのだと思います。
このことで、さらに本気で市場シェアを取りに行こうという考えがうかがえます。
AAPLホルダーにとっては良いニュースでしょうね。
私はAAPL買っていないですが、最近AirPods Proも買ったし、徐々にAppleの魅力に取りつかれています、、笑
それでは。
ソースは公式HPより