コロナ収束してから買ったのでは遅いのでは??

もうすでに買い場は終わった可能性もある??
どうもこんにちは。
まだまだ市場はボラティリティが高い状態が続いていますね。
一応私はまだメンタルがもっているので、当初の予定通り売りも買いもせず、毎日を過ごしています。
ただ、マーケットを見なくなってしまうと自分の成長が止まってしまうので、売り買いのタイミングは図っていないものの、マーケットの注視は続けています。
最近起きたことで言えば、
- 日本(東京)についに緊急事態宣言が発令。
- 職場がほぼテレワークになる。
- OPEC+で1000万バレルの減産合意
- FEDが追加として2.3兆ドルの経済刺激策を発表
S&P500のチャートも若干戻したか??
という程度です。
投資の格言が今になって生きてくる気がする
最近すごく感じるのは、経済の実態と株価が乖離しているということです。
失業保険の申請者数は過去にないレベルで件数が増加し、雇用統計も当然のように市場予想を下回る。
感染者数も世界的にピークアウトの確認は出来ていない状況。
しかし前述の通り、株価はやや回復している状況です。
ここで、株式投資の格言として、
「株価は期待で上がり、事実で下がる」
という言葉がありますが、要は株式市場、株価は常に経済の先行きを反映しているわけであって、現状の経済を反映しているわけではないということです。
この言葉はまさしく今の状況を示しているような気がします。
株価が上昇している理由は「コロナの感染者数がピークアウトの兆し」とか、「FEDが新たな経済対策を考案中」とか。
一方で株価が下落している理由は「次回の雇用統計は大幅悪化の予想」とか、「FEDによる経済対策は出たばかりだから、次の経済対策はいつかわからない、材料出尽くし」とか、なんとなく「これからこうなりそう」と思ったときに売りが先行し、いざ数値が出たときには思ったより株価は反応していないように感じます。
自分の戦略を思い返す
私は以前から申し上げているように、今のようなボラティリティが高いマーケットでは上級者向けに感じるため、つみたてNISAで機械的に購入している投資信託以外は何も動いていません。
そして次に動くとしたら、「コロナが収束したころ(=ピークアウト、ワクチン完成等)」と考えています。
しかし現状のマーケットを見ると、
もしかして収束するころには高値掴みすることになるのかな??
とも思い始めております。
だから今買いに動くかというと、フルポジでキャッシュ不足なため、実際にはできません。笑
しかし柔軟に対応する必要はあるとは考えています。
この段階での想定
現在のマーケットは、日本は完全に日銀によるETF買い支えで持ち上げている様相で、インチキ相場といっていいと思います。
この「日銀がいつまで買い支え続けられるか」問題は今に始まったことではありませんが、より一層その問題が色濃く出始めているように感じます。
日本のインフレ率が目標としている2%に届く未来が全く見えず、このまま国債とETFの買い支えを続けてEXITはどうするんだと考えてしまいます。
ただ、おそらくこの金融政策は続くでしょうから、日本の株価は引き続き堅調だと思っています。
これから日本国内の感染者が増加して株価下落に転じても、どうせ日銀が買うと思います。
一方で米国株については、同様に中央銀行によるじゃぶじゃぶ金融政策が続き、財政支出も続いています。
株価がなぜあがっているかというと正直「Nobody knows」で、強いて言えば「期待感」なのだと思っています。
株式投資の格言に従って「事実で下がる」と考えるのであれば、この先下がるストーリーの方が多いような気がしています。
これから大手企業の決算発表が始まりますが、どれくらい売り上げ減少をマーケットが織り込んでいるか、正直わかりません。
これから本当に感染者数がピークアウトに向かうのかは、正直わかりません。
ただし、私の考えですが、やはりトランプ大統領が再選するためにも、どうにかして株価を維持するはずというベースが私にはあります。今回の感染症に対する対応でリーダーシップを上手く発揮しているように映るため、徐々に支持率も上がっており、さあトドメは何かと言ったら、やはり株価の回復ではないでしょうか。
いずれにせよ、私はもう少しホールドは続ける予定ですが、売りには転じる可能性があります。これは致命的なダメージを受けて市場に戻ってこれなくリスクを下げるべく、ポジションを落とすという意図です。
上げ下げを繰り返して大統領選までに株価は回復し、その後利上げや緩和政策中断の「観測」で一気に下げるかな、と思っています。
それでは。