FIREを知ることで失った仕事へのモチベーションとどう付き合うか~20代をどう生きるか~

FIREという生き方を知ることで失う仕事へのモチベーション
最近月曜日が訪れるたびに感じることがあります。
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それは、アーリーリタイア/セミリタイアという生き方を知り、自分がそれに向かって邁進すればするほど、以前よりも増して仕事へのモチベーションが失われているのではないかということです。
前から多くのサラリーマンと同様にそりゃもう月曜日は嫌でした。
しかしFIREという生き方を知り、FIREを目指して(無理はしていないが)固定費の削減や、一定程度の節制もある中で生活し、もしかしたら自分の行動次第で40代や50代で早めのリタイアが出来るかもしれないという状況で生活をしていると、以前よりもより一層仕事へのモチベーションが失われているような気がします。笑
FIREという生き方を知らなければおそらく、「サラリーマン生活この先長いなおい、やってらんねーけどまあ週末楽しみに頑張るか、夜は街に繰り出したろ」みたいな感じで半ば諦めのような気持ちで働いていたと思うので、それはそれで幸せなのかなあ、なんて思います。
FIREという生き方を知ったことは幸運なはず
一方で、この資本主義社会の中で、ラットレース(日々の支払いのためにあくせく働くような生き方)を抜け出す方法があることを知れたことは、幸運に違いないと思っています。
多くのサラリーマンはおそらく、このような道があるということも知らずにリタイアを迎えたり、知るきっかけがあったとしても行動に移せなかったりということは多々あるように想像できます。
FIREへの道は険しく、私も遥か先にゴールがありますし、そもそもゴールがあるかもよくわかりません。
しかしそれに向かって歩みを進めることができるだけ、何も知らずに人生を終えてしまった、なんてことにはならないだけでも幸せだと思います。
私は当然引き続きその道に向かって進みたいと思っていますし、この道に一度入った以上は最善の努力を続けるつもりです。
英語に関しても私は、「英語を勉強するということは英語を一生学ぶ人生を選ぶ」ということだと思っていますので、英語学習と同様にFIREのための資産運用も続けていきたいです。
失いそうな仕事へのモチベーションをどう保つか
仕事が嫌な理由って色々あるかと思いますが(毎日同じ時間に同じ場所に出勤、時間的拘束、満員電車、飲み会、理不尽な同僚や上司、etc)、最も大変なことって結局は人間関係だと思っています。
そして、会社の給料は結局、(資本論のこの考えがとてもしっくり来てる)資本家にとっては「労働力の再生産コスト」に過ぎず、我々労働者にとってはただの「日々の我慢代金」に過ぎないというわけです。
つまりは日々人間関係をはじめとして嫌なことはたくさんありますが、それに対して支払われる給料が見合うものであれば、モチベーションが低かろうがなんとか続けられる水準である、ということになります。
とはいえこんな状態でFIREを目指したところで、結局長続きはしそうにないので、どうやって日々を過ごしていくべきかと考える中で出会った記事がこちらです。
「今、将来を不安視している若者には、『自分はこれがやりたいんだ』と思える場をいち早く見つけるべきだと言いたいです。
少なくとも私自身は、多少精度が低かったとしても『他のことはできないけど、これに関してはプロです』と言い切れる20代と働きたい」@koizumi https://t.co/fpMuO8R3bz
— 新R25編集部 (@shin_R25) November 24, 2019
要約すると、
- 時代は誰もが同じものを欲しがる大量生産・消費の時代から、消費者が自分らしいものを選ぶ時代へ
- そこで必要なのは個々人それぞれのニーズに対応する力、自分の商品を魅力的に伝える力
そして日本人の20代に求められるのは、
- 早く自分の才能に気付くこと
- 弱点を減らすのではなく強みを伸ばす(ゼネラリストではなくスペシャリストになる)
スペシャリストになるには、
- 自分はこれがやりたい、ということを早く見つけ、
- その分野に関してはプロであると言えるようなスペシャリストになる
自分がやりたいことを見つけるためには、
- 消費行動の変化と同様に「たくさんの中から、自分に合ったものを自分で選ぶ」
- 自分で選んだものを極める覚悟を持つ
簡単にまとめましたが、これらは簡単なことではありません。笑
まあ何もモチベーションがないよりは、こんな感じで何か方向性を持って日々を過ごせた方が良いかな、と思ってご紹介しました。
私であれば、まあせっかくここまで英語を継続して勉強してきましたから、今いる会社で何かしら「英語を使った何かのスペシャリスト」になれたらな~とうっすら考えています。
営業でも法務でもいいんですが、早いうちにどの道を究めていくのか定められたら、この失われつつあるモチベーションを保ちながらFIREに向かって走っていけるかな~と思います。
FIREなんてまだまだ先の話ですので、気長に頑張っていこうと思います。