【ポートフォリオ再構築】高配当株とサヨナラしました。

大胆なポートフォリオの再構築を敢行
めちゃくちゃ大胆にポートフォリオを変更しました。
損切のついでに高配当株も売却したことは先日申し上げた通りです。
投資は一貫した哲学が必要になるという考えもありますが、私は状況に応じて柔軟に投資手法を変更したり、経験を元に修正を加えていくことが必要ではないかと考えております。
その考えにしたがって、今回大幅にポートフォリオを変更するという決断に至りました。
ここで2019年4月末に投稿したポートフォリオの記事を振り返ってみましょう。
2019年4月末時点のポートフォリオは以下の通りです。
- 外国株
1. 〔WBK〕ウエストパック銀行
2.〔BTI〕ブリティッシュ・アメリカン・タバコ
3.〔T〕AT&T
4.〔HSBC〕HSBCホールディングス
5.〔BP〕BP
- 日本株
1.〔3951〕朝日印刷
2.〔1893〕五洋建設
3.〔6480〕日本トムソン
- 投資信託
1. ニッセイ外国株式インデックスファンド
2. SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ
(NISA口座)
3. 楽天全世界株式インデックスファンド
4. 三菱UFJ国際eMaxis Slim新興国株式インデックス
当時の戦略は明確に高配当株式投資でしたので、WBK、BTI、Tといった有名な連続高配当株の名前が並んでいますね。
また、よくわからずに買った日本個別株がポートフォリオの中でそこそこの割合を占めています。笑
そして今回ポートフォリオを再構築した結果がこちらです。
- 外国株
1. 〔MSFT〕マイクロソフト
2.〔V〕ビザ
3.〔SBUX〕スターバックス
- 投資信託
1. ニッセイ外国株式インデックスファンド
(つみたてNISA口座)
2. 楽天全世界株式インデックスファンド
3. 三菱UFJ国際eMaxis Slim新興国株式インデックス
4.三菱UFJ国際eMaxis Slim米国株式(S&P500)
5.楽天全米株式インデックス・ファンド
ご覧の通り、まず個別銘柄を3つに絞り、集中投資の手法を取っています。全体で約200万円の金融資産です(4月末は約150万円)。4月末時点のポートフォリオでは多すぎて正直どんな事業を行っているのかよくわかっていない会社もありましたが、ここまで絞ってかつ身近な銘柄にしましたので、理解も深まっていますし決算確認も苦ではありません。
特に決算確認については今まで多すぎてとても各社の10Kを読む気にはなりませんでしたが、3社だけなら今後も決算確認は継続できそうです。せっかく金融会社で働いていることもあるので本業を投資にも生かすべきでしょうからね。
そして投資信託についてはコツコツ積み立ててきたものの、いつまでたってもパフォーマンスの上がらないものを思いっきり売却し、税金メリットのあるつみたてNISA口座を年間フルで活用できるように資金投入額を増やし、S&P連動型と米国市場連動型の投資信託を追加しました。
ニッセイの外国株式ファンドはNISA口座ではないため税金メリットはありませんが、パフォーマンスが良いため引き続き積み立てていきます。
一方で新興国ファンドはつみたてNISA口座ですがパフォーマンスが悪いため、積み立てを停止し、機を見て売却しようと考えています。
投資信託の売却タイミングは自分の中で定まるものがありませんでしたが、日経のニュース見てても投資信託のパフォーマンスが悪いことを報じる記事をよく見かけますし、悪いパフォーマンスの銘柄に資金を使っていくことはやはり機会損失であると感じたため、長らく含み損のものについては思い切って売却することに決めました。
大胆なポートフォリオ再構築の効果
このようにかなり大胆にポートフォリオを再構築したわけですが、行ったことは簡単に言えば、「パフォーマンスの悪い銘柄に振り向けていた資金を、パフォーマンスの良い銘柄に追加で振り分けた」というだけの話です。
この再構築の結果として、実数字ではまだ計算しておりませんが、確実にリターンが改善していることを実感しています。
VISA
MSFT
SBUX
というかご覧のように、保有銘柄3つ全てがひたすら右肩上がりの銘柄ですので、本当にほぼ毎日株価が上昇していて、完全に「寝て起きたら資産が増えている」状態になりました。笑
入金力の低い20代ケチケチ節約サラリーマン投資家だからこそ、今は集中投資でリスクをとって、効率よく資産を増やしていきたいと思います。
そしてそれこそセミリタイアが考えられるような資産規模になり、その時点で自分の思いとして本当に「セミリタイア、アーリーリタイアをしたい」と心から思えるのであれば、分散投資でリスクを軽減し、毎月一定のキャッシュフローが得られるようなポートフォリオに変更していきたいと思います。
投資手法を外部環境や自分の意志の変化に応じて変化させられるような、柔軟な投資家を目指していきたいと思います。