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【広瀬 隆雄】MarketHack流 世界一わかりやすい米国式投資の技法~米国株のみならず投資家が読むべき一冊~

2020/05/05
 
MarketHack
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TOEIC900点ホルダーながらスピーキングが苦手のため、英語スピーキング力を上げるために奮闘中。一方で、米国株への投資による経済的自由(FIRE)を目指している。

【広瀬 隆雄】MarketHack流 世界一わかりやすい米国式投資の技法

 

今日は投資家が読むべき一冊「MarketHack流 世界一わかりやすい米国式投資の技法」をご紹介します。

 

この記事では、

  • MarketHack流 世界一わかりやすい米国式投資の技法の内容
  • MarketHack流の投資手法
  • つまりは投資で重要なこと

をまとめました。

 

本のタイトルからわかるように「米国式」と書いてありますので、本書では米国株式を中心に解説がなされていますが、

米国株投資に限らず全ての投資家にとって役立つ本です。是非お手に取って一読頂ければと思います。

 

著者は有名な投資家である広瀬 隆雄氏

 

この本の著者は各種証券会社のレポート、twitterなどのメディアによく現れては鋭い発言を行う広瀬 隆雄氏です。

有名な投資ブログMarketHackを運営しています。(最近はあまり更新されていないようですが。)

2010年から投資関連ウェブメディア、Market Hackの編集長。

カリフォルニア州登録投資顧問会社コンテクスチュアル・インベストメンツ代表。

JPモルガン、SGウォーバーグなどで世界の株式の営業や引受業務に携わる。

1990年代後半にシリコンバレーで起きた

ドットコム・ブームを現地在住セールスとして体験した、唯一の日本人。

元々はプラント輸出、建設業出身。

1982年に大学を卒業して以来、

人生のほとんどを米国、クウェート、バングラデシュなどの海外で過ごしている。

「BOOK著者紹介情報」より

本書の内容

 

本書は著者の経験を元に、投資大国アメリカで一般的な「失敗しにくい」投資法を中心に各種投資戦略、国別投資法などが書かれた本です。

第一章で「Market Hack流投資術10カ条」の解説がなされ、のちにデイトレや新興国含む各国に対する投資の考え方が記載されています。

あなたがもし私のようなサラリーマン若手投資家であれば、第一章の「Market Hack流投資術10カ条」を熟読しましょう。

私もそうですがサラリーマンにデイトレは難しいですし、日米以外への投資はもっと余裕が出てきたり本当に投資が好きならやればそれでいいと思います。

 

 

Market Hack流投資術10カ条

 

それではMarket Hack流投資術10カ条をご紹介しましょう。

「Market Hack流投資術10カ条」

1. 営業キャッシュフローのよい会社を買え
2. 保有銘柄の四半期決算のチェックを怠るな
3. 業績・株価の動きが荒々しい銘柄と、おとなしい銘柄を上手く使い分けろ
4. 分散投資を心がけろ
5. 投資スタイルをきちんと使い分けろ
6. 長期投資と短期投資のルールを守れ
7. マクロ経済がわかれば、投資家としての洗練度が格段に上がる
8. 市場のセンチメントを軽視する奴は、儲けの効率が悪い
9. 安全の糊代(のりしろ)をもて
10. 謙虚であれ(投資の勉強に終わりはない)

MarketHack流 世界一わかりやすい米国式投資の技法より

 

この10か条が本書では理解しやすく解説されています。

 

金融マンの私なりの視点でいくと、特に

1. 営業キャッシュフローのよい会社を買え

このルールがとても重要であると考えています。

金融の仕事を始めてから企業の財務諸表をよく見るようになりましたが、

やはり重要なのはキャッシュです。キャッシュは嘘をつきません。

 

会計上の利益は無理をしたりすることでお化粧することが可能です。

会計上の利益は、キャッシュを受け取っているかに関わらずその利益が「発生」したときにされますから、

実際に企業がキャッシュを受け取っているかはわかりません。

 

例えば会社が営業マンに「期末も近いしなんとか利益を増やすためにどうにか売ってくれ」とか指示していたら、

おそらく営業としてやることは

  • ディスカウント
  • 支払期日の延長
  • 非優良先への販売

となるかと思います。

通常企業取引は、コンビニでものを買うようにその場でキャッシュを払うのではなく、販売した月の翌月末払いといったようにキャッシュが遅れて入ってきます(まだ回収していない金額を売掛金と言います)。

つまり、販売してから(利益が出てから)キャッシュの回収までに時間がかかるわけです。

この差があることで会計上の利益と本当に会社が受け取っているキャッシュに差が生まれるわけです。

 

先のように会計上の売上、利益を無理に立てようとすると、

相手先から実際にキャッシュを受け取るのが遅れたり、本当に払えるかわからないような非優良先にも販売することになることで、資金繰りが悪化し、気付いたら資金がショート(不足)、倒産するなんて事態が発生するわけです。

黒字倒産というのはこうして生まれるわけですが、何が言いたいかというと会計上の利益よりもキャッシュが重要というわけです。

 

このような観点からも営業キャッシュフローが重要なわけですが、本書では優良銘柄の基準として以下の点を挙げています。

  • 営業CFが毎年着実に増加している
  • 営業CFが純利益よりも大きい
  • 営業CFマージン(営業CF/売上高)が15~35%

 

この3点を満たしている銘柄への投資というルールを守れば、投資で成功する確率が高いです。

ちなみに平均的な米国株の営業CFマージンは10%超です。

 

長期投資の方法

 

私のようなサラリーマン投資家はデイトレのようなことは出来ないので基本的には長期投資となることが一般的かと思います。

そんな長期投資へのアドバイスも記されています。

一言で言えば、「長期投資ならなんでもいい」というわけではない

ということです。

長期投資であればどんな銘柄を選んでもいいというわけではなく、上記で述べたような「優良な銘柄」を選んで長期投資を行うべきであるということです。

 

加えて、長期的な視点を持つ上で重要なことは、実績にも注目するということです。

そしてその実績を読み解くために有用な一例が、

1株当たり純資産(BPS)となります。

これは純資産(資産-負債)を発行済み株式数で割り算したものです。

この推移をみれば実績の良し悪しを確認することが出来るのです。

 

金融マン的に説明すると、

1年ごとに会社が利益を上げますよね。

その最終利益(純利益)は期末になると繰越利益剰余金という名前に変わり、純資産の部に計上されていくことになります。

つまり利益を上げれば上げるほど、企業の純資産は増加していくわけです。

 

そのため1株当たり純資産(BPS)が年々増加しているということは、その企業の実績が素晴らしいということになるわけです。

 

この点からも企業の優良度合いを測ることが出来ます。

 

いずれにせよ読んで下さい

 

特に重要な点だけご紹介しましたが、これ以外にも有益な情報がたくさん紹介されていますので、

是非お手に取ってみて下さい。とてもおススメです。

 

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